タンク容量と抽出量
ドルチェグストの「 ジュニオ2 プレミアム」のタンク容量は1リットルです。同じく「 エクリプス」もタンク容量1リットルで、「ドロップ」やその他のラインナップはタンク容量が800ミリリットルとなっています。これでコーヒーカプセルをセットし、通常通りレギュラーコーヒーなどの最も共通している抽出量のコーヒーを入れるとすると、約3杯半で抽出がストップします。
そのため、1リットルのタンクを満タンにして入れられる最大人数は3人分です。四人家族など、一度に四人分以上のコーヒーを抽出しようとする場合は、タンクに再度水を追加する必要があります。ドルチェグストを起動しお湯や水を出せるようになるまで約30秒、実際にコーヒーを抽出するのが約20秒となっており、一杯目を入れるのに1分ほどかかることになります。
抽出にかかる時間
ドルチェグストの最大の魅力は、カプセルを入れ替えるだけで本格的な味わいのコーヒーやその他のドリンクを手軽に楽しめることにあります。そのため、数種類のカプセルを入れ替える手間も非常に簡単で、10秒もあれば次のものへと入れ替えられるはずです。実際の抽出には約20秒ほどかかるため、30秒もあれば種類の違うドリンクを入れることできます。
抹茶ラテやティーラテ、チョコチーノなどのミルクカプセルを使用するドリンクの場合は、ミルクカプセルを抽出してから各ドリンクのカプセルをセットして抽出するため、20秒ほどの時間が余計にかかります。カプセルによってはセットするメモリが多く抽出量も増えます。それでも1分もあれば抽出は完了します。
四人分は大丈夫
実際に抽出できる総量を調べてみた方の報告によると、レギュラーコーヒーやカプチーノなどを組み合わせながら4杯分(カプセルを二個使用するドリンクも含めて四ドリンク分)抽出でき、さらにタンクには2、5センチほどの水量を残した状態で終わったそうです。さらに一人分は抽出できそうな余力を残して四杯分のドリンクを作れるため、ネスカフェが推奨している水量には余裕があると考えられます。これにより、基本的には四人分のドリンクを満タンのタンク一つで作ることができ、それにかかる時間も5分以内で済みます。
急な来客でも、三、四人程度であればすぐに飲み物を出すことが出来るため、接待やちょっとしたもてなしにも強力な味方です。カプセルを換える手間も非常に簡単に済み、コーヒーを飲む環境が一変するかもしれません。