バリスタの仕組みとコーヒーの入れ方

ネスカフェ基礎知識

バリスタのコンセプト

バリスタは、コーヒータンクにインスタントコーヒーをセットし、後ろのタンクに水を入れるだけで美味しいホットコーヒーを作ることが出来る全自動のマシンです。ドルチェグストなど、特殊なカプセルを使うようなコーヒーマシンと比べて、ランニングコストを安く抑えられるのが特徴です。使用するコーヒーのパックは、同じネスレが販売する「ゴールドブレンドエコ&システムパック」、「香味焙煎エコ&システムパック」、「プレジデントエコ&システムパック」の3種類です。

その他のネスカフェの専用カプセルなどが使用できないため、注意が必要です。3種類しかないように捉えてしまいがちかもしれませんが、一つのコーヒーパックをセットするだけで5種類の違うコーヒーメニューを楽しむことができ、ブラックコーヒーやカプチーノ、ふんわりミルクのカフェラテやエスプレッソなど、コーヒー好きには十分な種類を提供します。

手入れが簡単なバリスタ

バリスタは手入れが簡単なのも特徴です。洗えるパーツは水を入れるタンクとドリップトレイ、ドロワー、撹拌部、コーヒータンクの5種類で、これらを丸洗いするだけで簡単に手入れをすることができるようになっています。定期的なメンテナンスを必要とするのはこれらの5種類ですが、実はバリスタは内部のパーツ全てが丸洗いできるようにも工夫されています。

これは日本人専用の設計で、清潔で綺麗好きな日本人のために衛生面で満足のゆく使用ができるよう、ネスレのスイス本部と日本支部で徹底的な議論が行われた結果誕生したマシンでもあります。コーヒーが通過する場所は全て洗浄することができ、取り外すことも難しくありません。カプチーノやカフェラテを作るのもノズルから高圧で噴射されるお湯によるもので、仕組みとしては非常にシンプルな構造となっています。

インスタントや缶コーヒーよりも断然おすすめ

バリスタは、缶コーヒーよりも美味しいコーヒーが一杯約20円で簡単に飲めるコーヒーマシンであり、カプセル式やドリップ式のコーヒーメーカーよりも掃除の手間がはるかに簡単に済むという特徴を備えています。味わいに関しては、カプセル式やドリップ式に比べて幾分劣るものの、コストパフォーマンスの高さからオフィスや家庭で人気を誇っており、“日本で最も売れているコーヒーマシン”との異名を取ります。

インスタントコーヒーを主に使用されているオフィスや家庭であれば、バリスタのワンランク上の味わいに驚かれることでしょう。コストパフォーマンスがよく、手入れも簡単であるため導入が容易で、ネスカフェのキャンペーンにより本体代が無料でレンタルすることも可能となっています。