デカフェカプセルコーヒーを飲むには?

ネスカフェQ&A

デカフェの意味

「デカフェ」と「カフェインレス」、「カフェインフリー」といった言葉の間に厳密な違いはありません。カフェインフリーは時折カフェイン0%をさすこともあるようですが、ヨーロッパではカフェイン含有量がコーヒー豆中の0.2%以下であるもののみをデカフェと言うようです。現在日本では、カフェインを抜き出した加工がなされているコーヒーは全てカフェインレスやデカフェ、カフェインフリーと呼ばれていますが、明確な数値の設定や基準はありません。

こういった多少の違いはあるものの、基本的にはデカフェと書かれているものを選んでおけば、カフェインがほとんど入っていないコーヒーを楽しむことができます。最初からカフェインを含んでいないコーヒーの木を開発する動きもあるものの、基本的にはコーヒー豆を加工してカフェインを抜き出すの一般的です。

カフェインレスのコーヒーカプセルを使用する

カプセルを採用したコーヒーマシンを利用してデカフェを飲むには、デカフェやカフェインレスのコーヒーカプセルを販売しているコーヒーマシンを利用しなければなりません。ネスカフェのドルチェグストでは、カフェインレスのコーヒーカプセルも販売しており、便利で手軽にデカフェのコーヒーを楽しむことが可能です。使い方は他のコーヒーカプセルと全く同じで、タンクに水を入れ、カフェインレスのカプセルをセットしたら、後はメモリを合わせて本体のボタンを押すだけです。

これだけで、きめが細かい泡を持ち最大15気圧で抽出された香り高いコーヒーを楽しむことができます。ネスカフェのドルチェグストのコーヒーカプセルラインナップでは、「レギュラーブレンド カフェインレス」となっており、これがデカフェのコーヒーのカプセルとなっています。

カフェインを抜き取る方法の種類

カフェインを抜き取るには、薬剤を使用する方法と水と薬剤を使った方法、さらには一定の圧力と温度の二酸化炭素で加工する方法があります。使用する方法は安価で簡単に済むものの、カフェイン以外の成分がなくなってしまうことや薬が直接コーヒーの生豆に触れるため、安全面でのイメージが悪くなることなのかデメリットです。水と薬剤を使用する際は、水の中に生豆を浸して成分を抽出し、それ水の中のカフェインを薬によって除去し、さらにその水中の薬も除去し、水の中に残った有効な成分を生豆に戻す方法を取ります。

二酸化炭素で圧力をかける場合、効果的にカフェインを除去しながらも、安全で健康面でも毒性のない方法を採用するため、非常に優れたカフェイン除去法として周知されています。

ネスカフェのカフェインレスコーヒーも安全な方法を採用したカフェインレスコーヒー豆を使っています。