バリスタの多彩な機能
ブラックコーヒーをメインで飲む方であれば、断然バリスタをお勧めします。バリスタは、粉コーヒーから5種類のコーヒーを淹れる全自動のネスカフェのコーヒーマシンで、「インスタントを美味しく飲めるように」をコンセプトに開発されました。バリスタ1台で「エスプレッソコーヒー」、「ブラックコーヒー」、「ブラックコーヒー(マグサイズ)」、「カプチーノ」、「カフェラテ」を作ることができ、さらには瞬間湯沸かし器としても機能します。
コーヒーを淹れるのは非常に簡単です。専用のカートリッジを設置し、タンクに水を入れてボタンを押せばものの1分でコーヒーを入れることができます。本来のインスタントコーヒーであっても、お湯を沸かしてコーヒーをいれるのに数分はかかります。それがボタンひとつで実現できるため、“日本で最も売れているコーヒーマシン”として人気を博しています。
効率のいいバリスタ
バリスタでインスタントコーヒーを淹れると、市販のインスタントコーヒーでは出せないようなクレマ(泡)を出すことができます。スペイン語でクリームを意味するクレマですが、バリスタはインスタントコーヒーを美味しく淹れることを主眼において開発された専用のマシンであり、コーヒーの表面をクレマが覆うのは、本来それなりの技術を要する作業です。
それをボタン一つで楽しむことができ、コストパフォーマンスに至っては最安値で一杯約20円と、節約という意味でも非常に強力なツールとなっています。瞬間湯沸かし器としても機能するため、コーヒーを入れる際の待ち時間が非常に短いのはもちろん、朝の忙しい時間などに白湯を飲もうとする際でも便利に使用することが可能です。メンテナンスの非常に簡単で、一瞬で分解して洗浄することができます。
バリスタに関するデメリット
バリスタのデメリットもご紹介しておきましょう。コーヒーそのものや、コーヒーを飲むこと自体に関するデメリットはほとんどありませんが、「コーヒーを淹れる時の音が大きい」というレビューが一定数見られます。静かにコーヒーマシンを使用したい場合や、夜中や人が寝静まった時間にふとコーヒーをいれようとする場合にはデメリットとなるでしょう。
専用のアプリを使用すれば、自分でレシピを作成して保存し、それをボタン一つで毎回作ることが可能ですが、通信エラーが時折見られるようです。コーヒーが作られない為に、ボタン操作やアプリでの操作をもう一度しなければならないというケースもあり、ちょっとしたストレスとなるようです。市販のインスタントコーヒーと比べて、コストパフォーマンスが低下する場合もあります。しかし全般的には、非常に優れた効率を誇るマシン、というのがバリスタの評価です。